東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
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日本から始まった「モバイルミュージアム」は、世界の国々で展開されています

2006年10月に最初のモバイルミュージアムが東京に誕生してから5年半が経ちました。興和不動産株式会社(現・新日鉄興和不動産株式会社)と東京大学総合研究博物館の産学連携によって始まったプロジェクトは、この間に大きな展開を見せました。現在までに世界の75を超える場所でモバイルミュージアムが生み出されたのです。国内各地をはじめとして、中国、台湾、モンゴル、ラオス、シリア、エチオピア、モロッコ、イタリア、フランスといった国々です。その設置場所もバラエティに富んでいます。博物館、美術館、オフィスビル、区役所、大使館、宮殿、大学、小学校といった施設の一隅に東京大学の展示が組み込まれます。「博物館を飛び出してミュージアムを社会の中に出していく」というコンセプトは、最初の予測をこえる勢いで世界中に広がっています。モバイルミュージアムは、いまやネットワーク型の新しい空間哲学を先導するプロジェクトに成長しつつあります。

2012年4月
西野嘉章(東京大学総合研究博物館館長)