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    エチオピア、アファール地溝帯、320万年前、高さ106cm(A.L.288-1)

A27
「ルーシー」の立位復元、原研究資料

猿人、アウストラロピテクス・アファレンシスの部分骨格標本「ルーシー」の立位復元。全身骨の4割程度が保存されており、他の部位は同種の別個体の化石骨から類推している。1978年に記載研究を行ったC. O. Lovejoyらが作成した個々の復元骨(レプリカ)を基に、立位に設置した。身長110cm程度の小柄な女性個体と思われている。諸説あるが、腰と膝を進展し、我々とほとんど変わらない直立2足歩行が可能だったと思われる。 (諏訪 元)