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アメリカ大陸最古の黄金製装身具
大貫良夫(1937–)率いる調査団は神殿遺跡クントゥル・ワシにて、黄金製品を伴う墓を計8基発見し「ペルーで初めて考古学者が盗掘者より先に黄金に辿りついた」と評された。展示品は1997年出土の、蛇と化した髪と猛禽類の嘴を持つジャガーの横顔の形の耳飾りで、年代の確かな黄金製装身具として新大陸最古の事例である。村民を運営主体に、出土品を展示・保管する博物館を地元に設立するという前例のない村落開発も展開された。 (鶴見英成)