A17
ネジレモダマの果実
東南アジアの常緑広葉樹林内に生えるマメ科モダマ属のつる性木本。らせん状の巨大なさやにちなんで"スピラリス"の名がつけられた。モダマ属は約30種が知られるが、このように美しいらせん状のさやをつけるのは本種だけである。さやは節で少しくびれ、節と節の間に大きな種子がひとつずつ入っている。展示の標本は、1994年にタイ王国のチェンマイで採集されたものである。 (高山浩司)
東南アジアの常緑広葉樹林内に生えるマメ科モダマ属のつる性木本。らせん状の巨大なさやにちなんで"スピラリス"の名がつけられた。モダマ属は約30種が知られるが、このように美しいらせん状のさやをつけるのは本種だけである。さやは節で少しくびれ、節と節の間に大きな種子がひとつずつ入っている。展示の標本は、1994年にタイ王国のチェンマイで採集されたものである。 (高山浩司)