東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
東京大学 The University of Tokyo
HOME ENGLISH SITE MAP

   
   

2022年度のシラバス

(重要)

・当授業の履修を希望する場合は、ITC-LMSに登録される「小課題」を2022年4月15日(金)の22:00までに提出してください。

授業概要
・開講区分: S   
・単位数:  2
・時間割コード: 31537
・授業題目: 全学体験ゼミナール「空間デザイン実習」
・担当教員: 松本文夫 (東京大学総合研究博物館 特任教授)  
・連絡先:  matsumoto(a)um.u-tokyo.ac.jp ※(a)を@に書きかえる
・授業日程: 2022年6月11日(土)、6月18日(土)、6月25日(土)
・授業会場: 駒場1号館159教室 (ただし、COVID-19の状況によってはZoomによるオンライン授業とする)
・履修対象: 1年:文科・理科、2年:文科・理科
・履修人数: 20名に制限する
・ガイダンス: 2021年4月14日(木)5時限(17:05〜)にZoomによるオンラインの授業ガイダンスを実施する。
 授業ガイダンスのURLは、UTASシラバスの「オンライン授業内容」の項を参照のこと。
・履修許可: 当授業の履修希望者は、ITC-LMSに登録された小課題を4月15日(金)22:00までに提出すること(必須)。
 履修希望者が予定数を上回るときは、この小課題によって選抜を行う。
 選抜を行った場合、4月18日(月)までにITC-LMSで履修許可者を発表する。
※当授業は2022年度Sセメスターの「グローバルリーダー育成プログラム(GLP)」の指定科目である。

授業目標
空間デザインを通して「アイディアをカタチにする」体験をするのがこの授業の目標である。概念と形象をつなぐことは、アートやデザインなど多くの創造的活動の根幹をなす作業である。この授業では、受講者自身が空間デザインのアイディアを立案し、具体的なカタチをつくりあげるまでを実習する。概念構築と形態創造における独創的かつ意欲的な取り組みに期待する。空間設計の知識や模型制作の経験は必要としない。文系/理系に関わらず、建築・造形・デザインなどに関心があれば、ぜひ履修してほしい。

授業計画
1)授業内容
 授業は土曜日3回の集中形式で行う。1日目はデザインの基本方針を検討して中間発表を行う。2日目には空間的な形態を確定し、
 3日目にかけて模型制作を行う。3日目の最後に作品の発表会を行う。(ただし、進行状況によって変更がありうる)
 ・2022年6月11日(土)  09:00-18:00 建築概論(講義)、建築模型の紹介、コンセプト・スタディ、中間発表
 ・2022年6月18日(土)  09:00-19:00 デザイン基礎(講義)、デザインのエスキース(個人面談)、模型制作
 ・2022年6月25日(土)  10:00-19:00 模型制作、課題作品の発表会、懇親会
2)
授業開講期間
 2022年6月11日(土)、6月18日(土)、6月25日(土)の3日間とする。
 3日間とも朝から夕方まで授業を行う。6月25日は授業終了後に教室内で懇親会を行う(19時終了予定)。
3)授業実施場所
 駒場キャンパス1号館159教室 (ただし、COVID-19の状況によってはZoomによるオンライン授業とする)
4)費用に関する情報
 筆記用具、制作道具、模型材料等(PC機器類を除く)の購入に合計5000円程度かかる見込み。詳細は5)を参照のこと。
5)準備するもの
 当授業で使用する道具/材料等: デザイン用品店(レモン画翠、東急ハンズ、伊東屋、世界堂など)で購入し準備しておくこと。
 ・2022年6月11日(土)に使用するもの
  筆記用具(ペン(書き慣れたもの)、3B以上の黒鉛筆)、スケッチブック(A4判程度)、三角定規(直角を含む小さなもの)
 ・6月18日(土)および6月25日(土)に使用するもの
  6月11日の物品のほかに以下の道具/材料を準備すること。
  制作道具:カッター(NTカッターAD-2Pなど)、金属定規(30cmと15cm)、カッティング・マット(30cm×45cm程度) 
  模型材料:スチレンボード(B4〜B2判、厚7mm・5mm・3mm・2mm・1mm等)、
  接着剤(スチレンボンドまたはスチのり)、その他
 ※道具と材料については6月11日の授業で説明する。
6)作業時間
 デザイン検討や模型制作のために、授業時間以外の作業が必要になることがある。(個人の進捗による)

授業の方法
 アイディアや情報を皆で共有しながらモノづくりのための創発的な雰囲気の中で進めていきたい。
 講義や発表は全員で行い、デザインの相談(エスキース)は受講者と教員が対話しながら進めていく。  

成績評価方法
 提出作品の内容により評価する。

教科書、参考書
 教科書は使用しない。講義資料を配付する。
 参考図書等
 ・MODELS――建築模型の博物都市、松本文夫編、東京大学出版会、2010年3月
 ・設計する身体をそだてる――考えを伝える図面の技術、木下庸子・宇佐美n・松本文夫編、彰国社、2013年4月
 ・思考の模型(連載)、松本文夫、月刊誌UP、東京大学出版会、2012年1月〜2015年12月

関連ホームページ
全学体験ゼミナール「空間デザイン実習」(当授業)のホームページ 
総合研究博物館本郷本館における特別展示『空間博物学の新展開/UMUT SPATIUM』(開催中)
総合研究博物館小石川分館における常設展示『建築博物誌/アーキテクトニカ』(休館中)
全学体験ゼミナール「映像デザイン実習」のホームページ

当授業の開講履歴
 2022年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP) 
 2021年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP) 
 2020年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)
 2019年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)  
 2018年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP) 
 2017年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)
 2016年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)
 2015年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)
 2014年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2013年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2012年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2011年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2010年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2008年度夏学期 建築デザイン実習 担当講師:西野嘉章、松本文夫、藤尾直史
 2007年度冬学期 建築デザイン実習 担当講師:西野嘉章、松本文夫、藤尾直史
 2007年度夏学期 建築デザイン実習 担当講師:西野嘉章、松本文夫、藤尾直史
 2006年度夏学期 建築デザイン実習 担当講師:西野嘉章、松本文夫、藤尾直史

トップページ
 2021~2010年の課題提出作品のスライドショー。以下、年度/作者(敬称略)
 2021/木村、2020/木島、2019/藤堂、2018/大島、2017/有田、2016/西田、2015/向後、2014/内倉、2013/楊、
 2012/仲田、2011/半田、2010/竹村

今までの提出作品
 2021~2006年のすべての課題提出作品の一覧
 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/education/ADW_2.html